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気になる矯正歯科治療の痛み

昨今、矯正歯科治療は日本でも注目を浴びていますが、「痛みがあって怖い」と言われる方が多数おられます。耐えられないほどの痛みは少ないと言われる矯正歯科治療ですが、こちらのページでは、どういった痛みがあるのかを詳しくご説明いたします。

痛みが継続する期間は、想像よりも少ない

矯正歯科治療は「痛いから嫌だ」、「痛みが続くイメージが怖い」、と言う方もおられます。確かに、矯正歯科治療がまったく痛くないと言ったらウソになるとなります。 しかし、痛みには個人差がありますので、一概には言えないのですが、「思ったより痛くなかった」とか、「我慢できる程度の痛さだった」「ずっと痛いわけではないんですね。」などという声が聞かれます。具体的に説明すると、まず矯正の痛みは、治療中、ずっと続くものではありません。いくつか「痛みが起こる原因」や「タイミング」があるわけですが、そのうちの主なものが、以下の2つとなります。

矯正装置を調整する時の痛み

矯正歯科治療は通常1カ月に1回のペース装置の調整を行って、徐々に歯を動かしていきます。痛みは装置を調整する際に起こりやすくなります。

 矯正装置を装着すると、歯には力がかかります。その力で歯を動かしていきます。

歯が引っ張られたり押されたりする力で、それを「痛み」と感じる人もいれば、「違和感が少しある程度」という人もいます。また、歯が動く時に痛みを感じる方もいるようです。それにより、初めて装置を付けた時に痛みが1週間程度続くということはありますが、矯正歯科治療が始まってしばらく経つと、装置を付けていることに慣れてきます。そして、その後は痛いと感じることが少なってくるのが普通です。つまり、痛みのピークは、あっても1カ月に1回。それでも痛みが気になる場合は、痛みを感じるピークの23日だけ鎮痛剤などの痛み止めを飲めば、歯が動く時に感じる痛みに対するストレスは無くなりやすくなります。

矯正装置が擦れてできる口内炎の痛み

矯正装置に「表側矯正治療」、「裏側矯正」など、様々ななタイプがあり、それぞれできるかぎり痛みや違和感など、口内に刺激を与えないように工夫して作られています。ですが、装置で口内が擦れてしまうことはどうしても避けられません。そのために口内炎ができてしまうことがあります。口内炎の痛みはとても不快ですよね。 

この場合は、刺激を取り除くため、粘膜を擦っている装置の箇所の調整をしたり、コーティングを施したりすることで対処します 。

口内炎ができやすいのは、矯正歯科治療を始めてから数カ月の間です。その後、矯正歯科治療が進んで歯並びが整ってくると、装置が粘膜に接触することがなくなり、口内炎ができることもほとんどなくなるはずです。

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